2014年11月5日水曜日

入り口らしきもの

 ファサード♪
  ――それは店舗の顔 (^_^)  顔 (゜o゜)  顔 ( ^^) _旦~~
 
 直訳すると「建物の正面」。
 外観として重要な面であれば、側面または背面もファサードと呼ぶ場合があるそうです。

 お人形は顔が命、お店もファーストインプレッションのお顔はとっても大事♪
 あんな感じ、こんな感じと検討してきたお顔の骨格ができあがってきました。




 「これじゃまだわからん」と思われるかもしれませんが、
 「入り口は木とガラスで~、このお店のこの部分とこっちのお店のこの部分がいいなと思っていて…」
 などと、今まで撮りためてきた写真をを示しながら、モジョモジョと拙い説明をし、何度も打ち合わせを重ねてきたものがだんだんリアルになってきています。


 突然ですが、印象派の絵って好きなんです。
 緻密な描写の絵も好きな絵はいっぱいありますが、光や大気をもや~んと描いてるモネの絵もまたよろし♪だったりします。
 しか~し、自分のものの見方・考え方も、かなりざっくり印象派だったというのがこの度は誠に不具合で。
 ファサードに限らず、自分の中にあるお店のイメージが意外と漠然としたもので、ドアをどうする?窓はどんな窓にする?木の風合いはどんな感じ?、などと、細かい部分を決めるとなると、まずは自分の中のモヤモヤなイメージをクリアにする作業が必要だったのでした。
 
 それから自分にしか見えていないものを相手に伝えることの大切さ、大変さ。
 色・形だけでなく風合い、雰囲気を理解してもらって、それをリアルにしてもらうこと。
 私が好き&いいと感じている店舗の画像を見てもらい、かつ、どの部分の何がいいと感じているのかを言葉で表現する(100%そのまんまをいただき!というお店は存在しませんから)。
 
 なーんか、人生で大切なスキルを磨かかせてもらってるなぁ、としみじみ感じる秋、芸術の秋。
 今度、絵を見に行くときは、もっと違う見方ができるはず(たぶん)。