2014年12月15日月曜日

ミケランジェロ礼賛

先週は壁塗りなどをしておりました。

こんな道具を使ってます
ペンキとローラー














プチ高所恐怖症で脚立に乗るたび、よしっ、と気合い入れます。
 脚立に乗るとこんなアングルです。

ドアを見下ろしてます
天井に頭をぶつけそうです









 

 塗り塗りしてる間ずっと同じフレーズが頭の中をグルグルしています。
 「ミケランジェロ、ミケランジェロってスゴイ~」

 システィナ礼拝堂の天井画などをミケランジェロさん描いていらっしゃいます。


天井画










 天井高約21メートル、縦40m、横13m、うちのお店の10倍くらいの広さでしょうか。そこに絵を描く。4年かかったそうです・・・。しかも、時の権力者=教皇に命じられての仕事でまったく乗り気ではなかったとのこと。

 私は好き好んで塗り塗りしておりますが、梁をローラーでコロコロする程度でも、「あー、首が~、肩が~」と呻いたりするときがあります。
 それをなんと、イヤイヤ4年。成果は世界遺産(の一部)。
 すごい、すごすぎる。「尊敬する人ランキング」一気に急上昇。

 正直、ミケランジェロってあまり好きではなかったです。
 描かれる女性がひじょーにムキムキして、心惹かれないと申しましょうか。

筋骨隆々の肩!












 
 でも、きっと肩こり、首痛、その他もろもろの苦痛・困難に耐えながら
 「こちとら彫刻家でぃっ、そんなやわっちい絵なんざ描けるかいっ!」
と、ブツブツ言いながら、日々お仕事していたのではないかと勝手に想像していたのでした。
 それに比べたら我が店舗の塗り塗りなんぞ可愛いものです。がんばるべし。