2019年8月14日水曜日

「ゆっくり、いそげ」クルミドコーヒー探訪

みなさん、こんにちはらいおんです。

おかげさまで夏休みいただいております。
今年も暑いですね。
8月生まれなのに暑いの得意ではないのですが、冷房冷えはもっと苦手なので、温度調節に四苦八苦しながら過ごしております。真夏に腹巻とか足首ウォーマーを引っ張りだすって…なんか間違ってるよねぇ…。

と、そんな中でも長期休みの時にはカフェ友と行ってみたいor気になるカフェを訪問するのが恒例なのですが、今回はらいおんの希望で西国分寺の「クルミドコーヒー」さんを訪問いたしました。
本&ショップカード









店主の影山さんは「ゆっくり、いそげ」という著書もある方で、この本を読んでいたく感銘を受けたらいおん、いつか伺いたいなぁと思っておりました。
カフェ店主が書くカフェ本というと、開業までの顛末記とか日々の営業でのあれこれ、あるいは開業・営業ノウハウ本という内容が多いような気がするのですが、こちらは、なんといいますか…カフェの哲学&思想書的な趣き。
カフェのありようとか、カフェを通じた地域や人とのかかわり方、カフェと経済などなどを思索してる本…と書くとなんだか難しそうですが、語り口が難しいわけではありません。深いんです。

自分がカフェやってるからかもしれないんですけど、読んでると一文一文の重み、「自分(自店)はどうなんだ?」と跳ね返ってくる感がハンパないです。
カフェだの飲食店だのって、別に思想がなくてもできるとは思うんですけどね。せっかくやるなら意味あるものにしたいなぁ、って思ってたりすると、著者影山さんの深い温かい思想がいいなぁ、スゴイなぁ~、それを体現しているなんでステキなカフェだなぁ、とうっとり茫然し、で、自分はどうよ?で我に返る、ヘタすると若干落ち込むみたいな(自虐笑)。

で、実際行ってみてどうなの?というと、カフェ友と行ったのもあり、女子のおしゃべり8割、周りをチラ見2割(いや、もしかして1割かも…)な感じで、深く探訪しましたとはとても言えないんですけど、ステキなカフェでした。また、ゆっくりじっくり行かなきゃね、です(なんか随分あっさりした感想になってしまったなぁ)。











「本は難しくない」って書いてみたものの、いざブログで本やお店の印象を文章にしたりしようとすると、まったくうまく言葉にできない…。
理解できていない咀嚼できてないらいおんの頭、やっぱり難しいんじゃん(自分にとってですよ)。

何度も読み返したり、訪問したり、ゆっくり味わって自分の中に落とし込んでいく、噛めば噛むほど味のある、らいおんにとってスルメ的存在になりそうな予感。
お店にあるのはスルメじゃなくてクルミなんですけどね。クルミを噛み締めながら、自分もお店も進化&深化させたいと思う2019夏であります。